サッカー好きによる試合予想、第141回。
FIFAクラブワールドカップ、いかがでしたか?
「さすが」であり、「やはり」であり。そんな決勝戦でした。
相対するは大方の予想通り、欧州代表のバルセロナと南米代表のリバープレート。
ときおり、リバープレートの攻撃に差し込まれるシーンもありましたが、基本的には終始バルセロナがボールを保持。
隙を見つけては早いボールを放り込む得意の形で世界一のクラブに返り咲きました。
ネイマールのゴールをみることができなかったのは残念でしたが、今大会では得点王にも輝いたスアレスの活躍が顕著。
メッシをかすませるほどの輝きを魅せてくれました。
さて、少し早い気もしますが来年はどんなチームが出てくるのでしょうか。
あるいは歴代最強とも語られるMSNトリオ擁するバルセロナが連覇してしまうのか。
いまから次回大会が楽しみで仕方がありません!
それでは前回の結果をみていきましょう。
12/20 イタリア セリエA「フィオレンティーナ vs キエーヴォ」
予想は「フィオレンティーナ 3-0 キエーヴォ」!
結果は「フィオレンティーナ 2-0 キエーヴォ」!
終始、フィオレンティーナ。でした。
ポゼッションからシュート数から、パスの数に至るまで。
地の利を存分に活かしたフィオレンティーナを抑えるのは、どちらかというと好調とはいえキエーヴォには厳しかったようです。
早い時間から攻勢を掛け、キエーヴォゴールに迫るフィオレンティーナ。
厚く素早い攻撃にキエーヴォはなすすべがありません。
さて、無難な時間帯でした。前半20分、右サイドでボールを受けたフェデリコ・ベルナルデスキが中央に走りこみ、縦に速いパスを供給。
抜け出したカリニッチが、それまで好守をみせていたGKの股下を破り、先制。
その後もフィオレンティーナは攻撃の手を緩めません。
攻めるだけでなく、どっしりと構えた守備からのカウンターも見せ、盤石の試合運び。追加点はすぐでした。
先制から9分後。右サイドでフェデリコ・ベルナルデスキがボールを奪うと、前線に浮き球でパス。
これを受け取ったヨシップ・イリチッチが豪快にミドルシュートを放ち、2点目を挙げました。
後半も一時はキエーヴォが攻撃を仕掛けますが不発。
するとまた流れはフィオレンティーナに。結局、前半の2得点で試合は決してしまいました。
実力の差が明確に出たものの、思ったほど得点は挙げられなかった。そんな印象の試合でした。
本日の予想は首位を維持する、岡崎選手所属のレスターをもう一度取り上げたいと思います。。
12/27 イングランド プレミアリーグ「リヴァプール vs レスター・シティ」
私の予想は「リヴァプール 0-2 レスター・シティ」です!
ウイリアムヒル現在のオッズは
リヴァプール勝利 1.95倍
ドロー 3.80倍
レスター・シティ勝利 3.50倍
相変わらず守備を放り出したかのような攻撃で首位を走るレスター・シティ。
岡崎選手も、出場時間こそ少ないものの9得点を挙げ、チームに貢献しています。
前半をほぼ終えてまだ1敗。2位アーセナルには5もの勝ち点差をつけています。
もはや、この強さは本物だと思っていいでしょう。
昨シーズン終了とともに、チームの顔を失ったリヴァプール。このところの調子の悪さも合わせて、9位と低迷中です。
勝ち負け引き分けをほぼ同数で分け合い、総失点こそレスターほどでないものの、総得点はレスターのおよそ半分。
はっきり不調といえます。
オッズではリヴァプールの勝利を予想する方が多いようですが、チームを並べて比べてみるととてもそうは思えません。
よくて引き分けではないでしょうか。
しかし、レスター・シティ、おもしろいチームです。
選手の多くはスターやエリートとは言えない、むしろ低い位置から這い上がっています。
他チームの下部組織出身だったり、順風満帆なシーズンから一転したり、監督も一時はもうダメだと思われていました。
そんなほぼ無名の選手たちでしたが、だからこそ反骨心は人一倍。
スターぞろいのプレミアで、スターを蹴落とし這い上がり、快進撃を続けているんですね。
さて、話が少しそれましたが、挫折ばかりのキャリアにあって、諦めない彼らの勢いを止めるのは至難の業。
このまま優勝できるか、と問われるとどこかで疲れが出るかもしれないと考えます。
しかし、最後まで高い位置をキープし、予想外の結果をみせてくれるのではないでしょうか。
この試合も、そんなレスター・シティがアウェーながらも攻勢をみせ、意外と快勝してしまうのではないかと考えます。
それでは、本日はこのあたりで。
外れても怒らないでね!
(オッズは2015年12月22日14時現在のものです)