サッカー好きによる試合予想、第159回。
世間はオリンピックで大盛り上がり。
日本でも連日メダルニュースであふれていますね。
さて、EURO2016が先日終わったばかりのヨーロッパでは2016-17シーズンが開幕。
王者たちの連覇はあるのか。
昨シーズンのレスターのようなサプライズはあるのか。
今シーズンの日本人選手たちの活躍は。
あれもこれもと注目点ばかりで、今シーズンも目が話せませんよ。
さて、それでは前回の結果を見ていきます。
8/10 UEFAスーパーカップ「レアル・マドリード vs セビージャ」
予想は「レアル・マドリード 2-0 セビージャ」!
結果は「レアル・マドリード 3-2 セビージャ」!
意外な接戦となりました。
レアルのレギュラーメンバーの多くか欠場したことが原因でしょう。
さて、試合のほうはどちらもボール保持を目的として動いているようでした。
しかし、レアルはメンバー不足、セビージャは調整中とあってうまく回りません。
お互いに攻めようにも攻めきれず、といった展開でしたが、先制は意外と早い時間でした。
21分、レアル・マドリードのアセンシオが左足を振りぬくと、ペナルティーエリア中央付近から放たれたボールはゴールに吸い込まれます。
その後、レアルがボールを持つかと思われましたが、試合を作り出したのはセビージャ。
レアルはカウンターを中心に追加点を狙いますが、41分にバスケスに同点弾を決められ、振り出しに戻してしまいます。
後半がはじまると、改めてポゼッションを高めようと両チームは試みます。
そのせいか、3度目のゴールまでは少し時間がかかりました。
71分、セビージャがPKを獲得。これをコノプリャンカが決めます。
逆転以降、ヨーロッパリーグ王者は時間を使うことに集中。
こうなると、メンバー不足で前半からカウンター主体となっているレアルは大変です。
追いかけるも追いつけず、時間だけが過ぎていきます。
このままセビージャの勝利となるか、誰もが思った後半ロスタイム。
この試合2度目の同点弾がレアル・マドリードに生まれます。
得点を挙げたのはセルヒオ・ラモス。
前線に上がっていたチームの守備の要は、ルーカス・バスケスのクロスに頭であわせ、この試合最大の仕事をやってのけました。
延長戦は勢いに乗るレアルのペース。
開始すぐにセビージャに退場者が出たこともあり、文字通り怒涛の攻めとなります。
10人となったセビージャはなんとか耐えます。
崩壊寸前の守備で、体力のない延長戦で、世界でもトップに位置するレアル・マドリードの攻撃に何とか耐えます。
耐えに耐えたセビージャでしたが、延長戦終了間際にレアルのカルハバルに、ついに逆転を許します。
とても白熱した戦いとなりました。
15-16シーズン後かつ16-17シーズン前だからこその要素があり、今しか見られない戦いだったのでしょうね。
結果的にはレアル・マドリードが昨シーズンのヨーロッパNo.1となりましたが、セビージャの強さも16-17シーズンの活躍を期待させてくれるもの。
ますます、16-17シーズンが楽しみになってきましたね!
では本題にまいりましょう。
8/21 イタリア セリエA「ACミラン vs トリノ」
私の予想は「ACミラン 2-0 トリノ」です!
ウイリアムヒル現在のオッズは
ACミラン勝利 1.85倍
ドロー .3.40倍
トリノ勝利 4.40倍
(オッズは2016年8月15日9時時点のものです)
本田選手在籍も、この3シーズンは大きく順位を落としているミラン。
おおむねリーグ中位。昔はグランデ・トリノとも呼ばれた古豪トリノ。
イタリアはセリエAの開幕戦です。
昨シーズンのイタリアはわりと荒れたシーズンとなりました。
強豪が軒並み低迷するわ、チャンピオンズリーグでは早々に敗れるわ。
一方でフィオレンティーナの躍進もありました。
優勝こそユヴェントスとなりましたが、彼らも前半は散々でした。
今シーズンの注目点は、強豪の復権なるか、でしょうね。やはり。
さて、そんな復権が望まれる強豪の最右翼、ACミラン。
昨シーズンは負けが込むと監督交代、調子が下がると監督交代。
今シーズンも新監督の下、新チームとして出直します。
この試合でまず見るべきは新チームとしてのまとまりや新戦術ですね。
単純に選手たちの力はリーグでもトップですので、上位進出は大いにあるでしょう。
かたやのトリノ。
昨シーズンは12位と、13-14、14-15シーズンよりも順位を下げてしまいました。
目標は上位進出、安定した勝ち点獲得でしょう。
といっても、イングランドはプレミアリーグのレスター・シティのような例もあります。
リーグ中位であれば、十分にそれを行うだけの力を持っています。
さて、そんな両チームの戦いです。
今回注目したいのは、「開幕戦」であるということですね。
この時期は、戦術がまだ未完成であったり未調整といったこともありますが、選手たちはほぼ元気。
チームとしては未熟であっても、選手個人の能力はわりと発揮されたりします。
このところの低迷により、ころころ監督下がかわるミランですが、選手たちは個に優れるスター軍団。
万が一、チーム戦術ができていなくても優勢にゲームをつくるのではないでしょうか。
それでは、本日はこのあたりで。
はずれても怒らないでね!