サッカー好きによる試合予想、第160回。
先日、オリンピックサッカーが終了しました。
優勝はネイマール率いる地元ブラジル。
意外なことにオリンピックを制するのはこれがはじめてのことです。
オリンピックは若手の戦いとあって、ワールドカップとは違う様相をみせます。
今大会は決勝こそブラジルとドイツでしたが、3位はナイジェリア、4位にホンジュラスと伏兵が上がってきました。
EUROを制したばかりのポルトガルは準々決勝でドイツに大敗。
我らが日本は1勝1敗1分けで予選敗退。
予想はとても難しいのですが、短期間の若手の戦いはとてもおもしろいものでした。
そしてロシアワールドカップに向け、最終予選がはじまります。
今からよく目を凝らして観て、ロシア大会王者をじっくりと予想しましょう。
さて、それでは前回の結果を見ていきます。
8/21 イタリア セリエA「ACミラン vs トリノ」
予想は「ACミラン 2-0 トリノ」!
結果は「ACミラン 3-2 トリノ」!
短い期間でしたが昨シーズンはミランを率いたミハイロビッチ監督
さっそくのリベンジの機会といったところでしょうか。
といっても、トリノはまだまだ未完成といった印象でもありました。
機先を制したのはミラン。
やはりどこか安定感のないトリノの守備の隙間に攻め入って、バッカがヘディングで先制点を挙げます。
前半はこのままミランが有利に進め、終了。
ちなみに、残念ながら本田選手が出場することはありませんでした。
後半もペースはミラン。
開始すぐにトリノのモリナーロがヘディングで同点としますが、2分後に再度バッカが決めて2-1。
続く61分にもPKをバッカが決め、勝利を決定づけるとともにハットトリックを達成します。
ここからはバタバタと展開。
まもなく終了というところでそのバッカを下げると、トリノのバセッリにあっさりと得点を許し、1点差とされます。
さらに直後、ミランDFが手痛いミス。なんとPKを献上してしまいます。
決まったと思った勝利がするり。
だれもがそう考えたでしょう。
このPKを若きGKドナルンマがなんとシャットアウト。
わずかに引っかかった勝利を手繰り寄せ、ミランが開幕戦をものにしました。
ギリギリでした。ヒヤヒヤもしました。
この様子ですと今シーズンの復権はまだ難しそうです。
では本題にまいりましょう。
9/6 ワールドカップ ヨーロッパ予選「スイス vs ポルトガル」
私の予想は「スイス 0-1 ポルトガル」です!
ウイリアムヒル現在のオッズは
スイス勝利 2.45倍
ドロー 2.90倍
ポルトガル勝利 3.00倍
(オッズは2016年8月31日9時時点のものです)
8月11日付けのFIFAランキングではポルトガルが6位、スイスは18位。
先日開催されたEURO2016では、ポルトガルがに対しスイスは初戦敗退。
おもしろいことに、現在のオッズは、近い数字とはいえ真逆の結果です。
記憶に新しい、2014年のブラジルワールドカップ。
確かにこのときはポルトガルが予選敗退となったこともあり、スイスが成績としては上回りました。
しかしこれは2年もまえの試合。
加えて、先日のEURO2016ではポルトガルが大きく勝りました。
オッズは予想するうえで重要な情報ですので悩んでしまいます。
しかし、選手の怪我や退場者続出といった事件・事故がなければ、一般に強豪とされるポルトガルが勝利すると思います。
ポルトガルの注目選手はやはりクリスチアーノ・ロナウド。
もともと隙のない優れた選手でしたが、EURO2016優勝で王者となり、またひとつ成長しました。
年齢的に、ロシア後のワールドカップは出られるか微妙なところでもあります。
今回のワールドカップに賭ける思いは大きいでしょう。
一方のスイスはEURO2016でのスーパーゴールが話題となったジェルダン・シャキリ。
スピードとキレのあるドリブルが持ち味で、長短どちらのパスも高精度。
どこにいても仕事を行えるプレイヤーです。
上背がないのですが、体が強く当たり負けしないのも特徴です。
試合は大事な大事なワールドカップ予選です。
お互いに慎重にゲームに入るのではないでしょうか。
実力も大きく離れているわけではありませんので、得点は多くはならないと考えます。
先ほどあげた注目の選手も気にしつつ、緊張金振れるであろう試合を楽しんでください。
それでは、本日はこのあたりで。
はずれても怒らないでね!