サッカー好きによる試合予想、第163回。
ロシアワールドカップへ向けて、各地で厳しい戦いが繰り広げられています。
われらが日本はUAEに敗北後、タイに勝利。
現在グループ3位で、イラク戦へ向けて準備中です。
また、強豪国の多い欧州はやはり激しい予選となっているようです。
優勝候補に挙げられる国が予選で敗退なんてこともありました。
ある意味では本大会より予選のほうが大変な欧州各国。
この戦いにも注目です。
さて、それでは前回の結果を。
9/27 チャンピオンズリーグ グループF「ドルトムント vs レアル・マドリード」
予想は「ドルトムント 2-1 レアル・マドリード」!
結果は「ドルトムント 2-2 レアル・マドリード」!
やはり激しい戦いとなりました。
結果としては引き分けですが、ドルトムントホームでの試合ですので実質レアルの勝利と考えていいでしょう。
残念ながら香川選手はベンチ外。
といっても、このところ好調のドルトムントは、いま欧州でもっとも勢いづいているチームといえる状態。
さらにホームとあって、これはもうドルトムントだろうと、雰囲気はそういったものでした。
試合は開始直後から激しく攻防が入れ替わり、加えてとても速い展開。
こう着するかと思われましたが、先制点は早々に産まれました。
前半16分。
レアル・マドリードは得意の流れるパスワークで速攻を仕掛けると、最後は主役、クリスチーアノ・ロナウド。
ベイルからのヒールパスに飛び込み、見事な先制点を挙げます。
早い時間帯にアウェーで先制したレアル・マドリード。
このまま仕掛けるかと思われましたが、ゲームはスローダウン。
取り返さなくてはならなくなったドルトムントは、ボールを保持するも速攻を警戒し攻めきれません。
前半はこのまま終了か、といった空気でした。
しかし前半終了直前の44分。
ドルトムントはペナルティーエリア手前で得た直接FKを、相手のミスもあって押し込むことに成功。
ギリギリで同点に追いつき、後半へと入ります。
勢いで勝るドルトムント。観客の後押しもあり、なんとか点を得たいと攻撃を仕掛けます。
しかし、またしてもレアル・マドリードの速攻。
69分、クリスチアーノ・ロナウドからのクロスにベイルがシュートも枠に当たって跳ね返ります。
これを上がっていたDFのヴァランが押し込み、追加点。
またしてもやられてしまったドルトムント。
警戒に次ぐ警戒を重ねても破られる。
レアル・マドリードの速攻は本当に恐ろしいものです。
守りを固め、ボール保持をはじめるレアル。
ホームドルトムントはこのまま終わるわけには行きません。
積極的に攻撃を仕掛け、ときには失敗するも最後まであきらめることはない様子。
このままレアルが逃げ切るかと会場が思い始めた86分。
右サイドから挙げられたクロスが流れ、これにフリーになっていたシュールレがあわせるます。
ボールはゴール左隅に突き刺さり、再びの同点。
なんとか追いつき、勝ち点を分け合った両チーム。
いやはや、なんとも激しい、最後まで興奮しっぱなしの戦いでした。
では本題にまいりましょう。
10/6 ワールドカップ欧州予選「イタリア vs スペイン」
私の予想は「イタリア 2-0 スペイン」です!
ウイリアムヒル現在のオッズは
イタリア勝利 2.80倍
ドロー 2.87倍
スペイン勝利 2.60倍
(オッズは2016年9月30日9時時点のものです)
2006年ワールドカップドイツ大会優勝のイタリア。
続く2010年ワールドカップ南アフリカ大会優勝のスペイン。
そして先日のEURO2016では、「事実上の決勝戦」と銘打たれた激戦を繰り広げました。
強豪として名高い両国の、欧州予選、最注目カードです。
近年ですと「強いスペイン」のイメージがありますね。
たしかにEURO2008から南アフリカ大会、そしてEURO2012での圧倒的な強さは記憶に新しいですね。
しかし、2014年のブラジルワールドカップでは予選敗退。
先日のEURO2016では決勝トーナメント1回戦でイタリアに2-0で敗れています。
その後、監督交代を経て、選手が変わり戦術が変わり。
新しいスペインが産まれたようです。
この欧州予選の初戦では下位相手とはいえ8得点を奪っており、王者の復活が見られるかもしれません。
一方のイタリアはというと。
上述のスペイン戦後、残念ながらドイツにPKで敗北。そのドイツも次の試合でフランスに敗れています。
いかにイタリア-スペイン戦が激戦であったか、またブラジルワールドカップ王者ドイツがイタリアに苦戦させられたかがわかりますね。
EURO後は同じく監督交代がありましたが、メンバーは大きく変わっていません。
さて、試合が行われるのはイタリアのユヴェントス・スタジアム。
セリエA所属ユヴェントスのホームです。
世界中に知られた強豪同士ですのでね、予想は大変難しいです。
オッズにもその様子が見てとれます。
世界王者になった時期も近いですし、EURO2016の成績も似たもの。
お手上げです。
こういったときは、近々の結果で決めてしまうのも手です。
EURO2016、その再現となる。
今回はイタリアホームですし、十分にあり得ると思います。
とりあげたはいいものの、これまででもっとも頭を悩ませました。
もしもどんぴしゃりの結果がでたら、これはもう祝杯を上げないわけにはまいりません、
さて、それでは、本日はこのあたりで。
はずれても怒らないでね!