サッカー好きによる試合予想、第172回。
新年早々の、ショックです。
詳細は後述しますが、公式戦40戦無敗のレアル・マドリードが今シーズン初黒星を喫しました。
前回の予想でお伝えしました通り、相手はリーグ2位のセビージャ。
1位と2位の戦いとはいえ、絶好調のレアルが破れるとは。
後半戦ははじまったばかりです。
まだまだ大きな「予想外」が起こるかもしれませんね。
では前回の結果、その詳細をみていきましょう。
1/16 スペイン リーガ・エスパニョーラ「セビージャ vs レアル・マドリード」
予想は「セビージャ 0-2 レアル・マドリード」!
結果は「セビージャ 2-1 レアル・マドリード」!
正直な感想としては、ショックの一言に尽きます。
前回も触れましたが、この2週間で3回もの対戦を行うこと両者。
今回はその3戦目で、前2戦の成績はレアル・マドリードの1勝1分となっています。
12日の試合を参考にできていれば、負けも視野に入れたかもしれません。
しかし、それは無粋というものですね。
おどろきと残念さと、衝撃と、「ほんとに?」といった気持ちでいっぱいです。
試合の方はレアルのセルヒオ・ラモスへのブーイングからスタート。
古巣セビージャファンとセルヒオ・ラモスの対立が、不穏な空気を漂わせます。
キックオフ後は好守がころころと入れ替わり、ペースをつかもうにも相手に取られ、といった展開。
どちらも最終ラインが堅く、決定機が訪れることはありませんが、とても見ごたえのある攻防。
好調なレアルが早々に先制かな、と考えておりましたが、前半はこのまま終了。
どちらも決めきることができませんでした。
後半も前半同様、攻撃的なスタートとなりました。
そのめまぐるしい展開は息をのむ激しさ。
しかし、両者ともに決定機を迎えるも、やはりなかなか得点には至りません。
そんな激しい展開に終止符を打つのはだれか。
65分に得たPKを蹴ったのは、やはりクリスチアーノ・ロナウドでした。
セビージャファンの激しいヤジに気を取られることなく、冷静にキーパーの逆を突き、先制。
ほとんどの方がこれで決まったと考えたでしょう。
わたしもその一人でした。
ホームとはいえ、強豪を相手に先制されたセビージャ。
少し落ち込むかな、と考えておりました。
しかし、失点で勢いを増したのかここからは怒涛の展開。
選手交代で流れを変えるとともに、レアルゴールに迫ると、85分。
なんとレアル・マドリードのDF、セルヒオ・ラモスがオウンゴール。
試合が振り出しに戻ってしまいます。
さて、抜群の勢いのなか、得点をいただいた形となったセビージャ。
ボールに触れるたび大きなブーイングが沸く選手の自殺点とあって、雰囲気は異様なものとなっていきます。
堅守レアルをなかなか崩すことはできませんが、勢いを増した攻撃はどちらが無敗中なのかわからなくなるほど。
逆転弾はアディショナルタイムに入ってすぐのことでした。
ベンゼマがこぼしてたボールを奪うと、ペナルティエリアの手前からヨベティッチがシュート。
キーパーの手をはじいて枠内に吸い込まれ、レアル・マドリードに引導を渡します。
その後、首位レアルも意地をみせますが同点には至らず。
このまま試合を終え、セビージャが無敗記録に待ったをかけることとなりました。
それでは、本日の本題に参りましょう。
1/29 イタリア セリエA 「ウディネーゼ vs ACミラン」
私の予想は「ウディネーゼ 1-1 ACミラン」です!
ウイリアムヒル現在のオッズは
ウディネーゼ勝利 3.00倍
ドロー 3.25倍
ACミラン勝利 2.37倍
(オッズは2016年1月23日9時時点のものです)
相変わらずらしくない順位に付けているミラン。
過去3シーズンははっきり低迷といっていい状態であり、チーム状態は依然悪いと考えていいでしょう。
こうなると矛先は当然「10番」にも向けられ、本田選手の移籍騒動は枚挙にいとまがありません。
現在は昨シーズンの最終順位と同じ7位。
得点が多いでもなく失点が少ないでもなく。
名前が大きいこと以外は、7位らしい成績となっております。
後半戦に入ってからもリーグで3戦して1勝1分1敗と相変わらずの不調状態。
前節の負けは、上位ナポリが相手とはいえホームでのものですから、期待感はどんどん薄れていきます。
とはいえさすがは名門でしょうか。
勝ち点では1~3位に大きく離されていますが、4~6位には肉薄しています。
ヨーロッパリーグ出場権を十分に狙える範囲です。
かたやのウディネーゼはといいますと。
現在は12位ですが、ここ3シーズンと比べると「いい」と考えられる状態。
しかしさすがに3位につけた11-12シーズンほどではありません。
期待のし過ぎは禁物です。
得失点や勝利数などは順位相当。
負けた数や失点のほうが多くなってくる順位です。
前後と比べると得失点が-3と小さくとびぬけた数字でもありません。
好守のバランスはいいと考えていいでしょう。
となるとこの試合はミラン。
と考えたいのですが、気になる点が一つあります。
ミランはこの試合の直前に首位ユヴェントスと戦うんですね。
これはコパ・イタリアの試合で、リーグ戦とは直接関係ないのですが、しかし体調という意味では大いに影響します。
つまりですね、ミランは先日のナポリ戦での敗戦で落ち込んでいるところに、ユヴェントスという大きなライバルを相手にし、そしてこの試合を迎えるんです
ね。
仮にユヴェントスに勝ってしまえば強気の姿勢でウディネーゼホームに乗り込むことができます。
しかし敗れてしまったら?
悩みとなってしまう試合が直前にあるため、とても結論を出しにくい試合です。
ウディネーゼがナポリのように上位チームであるならミラン敗北とさくっと考えたでしょう。
ですが、残念ながら相手は微妙な立ち位置のウディネーゼ。
さて、悩みに悩んだ結果…。
ナポリに敗れ、ユヴェントスに敗れたミラン。
ウディネーゼのホームに乗り込むも勢いは感じられず。
勝ち点を分け合う終わり方に。
といった展開を予想し、引き分けと考えました。
それでは今日はこのあたりで。
外れても怒らないでね!