ZYNGA Bwin.Partyと提携でリアルマネーへ参入決定

オンラインカジノファンでも、SNSからリアルマネーへ参入しようとする代表としてZYNGAの動きを見てきていましたが、この度Bwin.Party社との独占提携が決まりました。

ZYNGAのC.E.Oマーク・ピンカス氏が以前明言した通り、2013年の第一四半期にはイギリス市場向けにポーカーとカジノゲーム180種類をリリース予定。Bwin.partyの所有するジブラルタルゲーミングライセンスのもとに運営されるようです。
また将来的にZYNGAのトップセールスであった『Farmville(ファームビル)』のスロットも登場するということですが…。ということはZYNGAは単にBwin.party社とゲームのライセンス契約をしただけ、すなわちPartyカジノがもう一個増えただけなのか!?
それじゃぁ数年前のセガがプレイテックのソフトでセガカジノをやっていたのと同じですね・・・。もう少し違ったものを期待していたのですが。

確かにBwin.Party社は他にはソフトをライセンスしていないので、ZYNGAとしては他のソフトウェアを利用するより、プレミア感はありますし、公言した時期にも間に合います。またBwin.Party社のリアルマネーのノウハウもあるので、一から始めなくても良いというのは利点です。
Bwin.Party社にとっては、腐っても鯛ということでZYNGAの会員数は馬鹿に出来ないし、SNSでの確立した地位にあるZYNGA経由で、SNSからもっと多くのプレーヤーをリアルマネーへ誘致できるわけですし、お互いにとってはもちろん有益な提携であることは間違いありません。が、最終的にZYNGAがBwin.Party社の枠から出ることができない限りは、ZYNGAの本当の意味での成功は難しいかも知れませんね。
Bwin.Party社はリアルマネー業界でもいろんな他社を吸収合併して大きくなってきた会社なので、ZYNAGは彼らにとってあくまでもその一つに過ぎないのかも知れませんが、両社の提携によってよりよいゲームを提供し続けるようになればいいですね。

この提携ニュースに先駆け、ZYNGAではコスト削減の為、全世界で約2850名の従業員のうち5%にあたる142名を解雇、またイギリスと日本にある開発拠点の閉鎖を決定したばかりです。
第3四半期にはわずかながら前期よりは利益は出たものの、実際にはFACEBOOKにおいてはZYNGA以外では40%の伸びを見せている中ZYNGAは20%もダウンという悲惨な結果。株価は、ZYNGAが2億ドルで自社株を買い戻すという発表を行い、それを受けて一時的に上がったものの、また下落の一方。

Bwin.Patyとの提携による起死回生を図るZYNGAですが、果たしてその結果や如何に!?

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